インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は4月4日、カメラ業界に関するイメージ調査の結果を発表した。調査対象は、15歳以上のインターネットユーザー300人。
まず、カメラ業界のイメージを表現する複数の言葉について、それぞれ「当てはまる」〜「当てはまらない」まで5段階で評価してもらったところ、8割強の人が「競争が激しい」に対して「当てはまる/やや当てはまる」と回答した。次いで、7割弱が「国際的である」、5割半ばが「革新的」が当てはまると答えている。
次に、主要カメラメーカー8社を挙げ、複数回答形式で「名前を知っている企業」を答えたもらった。全体的に認知の割合が高く、30代と40歳以上では、7位までの企業がすべて9割台の認知度に達したという。
さらに、主要8社から「カメラ業界でトップ企業のイメージ」がある1社を選んでもらった。もっとも多かったのはキヤノンで、5割半ばの人が選択し、2位のニコン(2割弱)以下を大きく引き離す結果となった。
年代別で見ると、若年層ほどキヤノンを選ぶ割合が増え、29歳以下は6割強、30代は5割半ば、40歳以上は4割半ば。一方、ニコンは年代が上がるほど増え、29歳以下では1割弱だが、30代は1割半ば、40歳以上は3割弱となった。
このほか、「技術力があるイメージ」「デザイン力があるイメージ」「消費者・顧客本位であるイメージ」「信頼できるイメージ」「今後、業績がもっとも伸びるイメージ」のいずれにおいても、キヤノンが1位を独占した。
最後に、「カメラ業界についてのイメージ・思っていること」を自由回答でたずねたところ、「携帯にもカメラがつき1人1台以上普及している状況なので、これ以上の伸びは厳しいかも」「今はデジカメ全盛期なので、家電メーカーとの競争があって大変だなと思う」「次々と新製品が発売されて、いざ買おうとした時に、かなり悩むし、買ってすぐにそのカメラの新機種が発売されたりするので、商品選びが難しい」などの意見が見られた。
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