米Googleのビデオ検索エンジンで間もなく、近所の家のホームビデオが観られるようになるかもしれない。
Google Videoサービスでは、一般からのビデオコンテンツ受け付けに踏み切ろうとしている。このシステムは現在パブリックβテストの段階にあり、各種TVクリップがキーワード検索できるようになっている。文字放送から取得した放送内容の抜粋と、映像から切り取った静止画像が表示されるが、ユーザーが再生できる実際のビデオクリップは提供していない。
「向こう数日以内に、当社は実際に一般からのビデオ提出受け付けを始める予定だ。どんなものを受け取るかは分からないが、この実験をやってみることに決めた」。Google共同創業者で製品担当社長を務めるラリー・ペイジ氏は4月4日、米サンフランシスコで開かれた全米CATV協会(NCTA)全米大会のパネルディスカッションでこう説明。ページ氏らIT・エンターテインメント業界幹部を見ようと集まっていた観衆からは笑いが起きた。ページ氏はこの計画についてそれ以上の詳細は明かさなかったが、Google広報のネイト・タイラー氏は同日、数日以内に詳しい情報を公開すると話した。
ページ氏はまた、最近DSLからケーブルモデムに切り替えて速度が大幅に上がったと語り、大きな拍手を誘った。
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