リサーチプラスは4月8日、オンラインDVDレンタルサービスについてのアンケート調査結果を公表した。調査はインターネット上で300人(男性150人/女性150人)を対象に行われたもの。昨年行われた同調査と比較すると、サービスの認知度・利用率の双方で低下が見受けられる。
ここでの「オンラインDVDレンタルサービス」とは、毎月一定額を支払うことで、ネット上に用意された作品リストからDVDを好きなだけレンタルすることができるというサービス。「月額一定料金」「ネット上からレンタル申し込み」「郵送でDVDが届く」といった特徴を持つ。
調査結果によると、「このサービスがどういうものが知っている」は昨年から8.7%の低下となる62.3%、「このサービスは知っているが、利用したことはない」も10%低下の61.0%となった。「サービス自体を知らない」も37.7%存在している。
サービスを知らなかったユーザー(37.7% 105人)へ内容を説明した上で、再度質問したところ「利用してみたい」は35.5%となったが、「特に必要性を感じない」も51.7%となった。必要性を感じない理由には「近所にレンタルショップがある」「DVDはあまり見ない」などのほか、「毎月の会費に見合う、見たい作品があるとは限らない」という意見もあった。
「すでに利用している」と解答したユーザーに対して不満点を尋ねたところ、「レンタル可能な作品数が少ない」、「DVD到着までに時間がかかる」、「料金」などが上位となった。
月額の利用料金については「500円以上〜1000円未満」が58.7%、「1000円以上〜1500円未満」が26.3%、「1500円以上〜2000円未満」が6.7%、「2000円以上〜3000円未満」が2.7%、「3000円以上」が0.7%となり、1500円までが適切な利用料金と考えられているようだ。
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