シニア向けのPC誌「暮らしとパソコン」(ソフトバンク・パブリッシング刊)が2005年5月号(4月18日発売)で誌面を全面刷新した。これまで学習誌色が強かった同誌だが、リニューアル後は「『教科書』から『活用書』へ。『学ぶ』から『楽しむ』へ」(三枝昭太編集長)と方向を転換。パソコンを使って生活をより楽しむ“活用入門誌”へと生まれ変わっている。
対象読者層も従来、かなり高年齢層をターゲットにしていたものを下げた。「50歳代以降をメインターゲットと考えているが、内容的には、もっと若い人たちにも楽しんでもらえるものにしている」(同氏)という。リニューアル第1号ではiPodなど携帯音楽プレーヤーの活用術やブログの始め方などを取り上げている。
縦組みだったページも横組みに変更、中とじ・左開きにするなど過度のシニア向け色は一掃されている。価格も980円から680円(いずれも消費税込み)と、買いやすさを配慮した。
また同誌と連携していた「暮らパソネット」も同時にリニューアル。こちらは質問掲示板「OKWebコミュニティ」と連携したパソコン質問掲示板をスタートさせた。暮らパソネットのQ&Aコーナーで質問すると、OKWebの回答者がそのトラブルや疑問に答えてくれる仕組みだ。編集部への問い合わせや読者アンケートなども同ネット経由で可能だ。
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