Amazon.comの欧州子会社Amazon Services Europeは4月19日、英大手小売りのMarks & Spencerと電子商取引契約を結んだと発表した。
契約に基づき、Marks & SpencerブランドのWebサイトをAmazonがホスティングし技術を提供するほか、店内と電話での注文受け付けおよび顧客サービスシステムの提供に当たる。サイト管理と顧客サービス業務、在庫管理・配送は引き続きMarks & Spencerが手掛ける。
来年夏をめどに第一段階の作業を完了、店内、オンライン、電話による注文受け付けサービスを統合する計画。
Amazonは米国ではTarget、NBA.com、Toys 'R' Us、Borders.com、CD Nowといった大手の電子商取引サイトを手掛けているが、今回のMarks & Spencerとの契約は、欧州の企業向け小売りサービス市場への本格進出を示すものだと説明している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR