三菱電機は4月21日、液晶テレビ“REAL”シリーズ新製品として15〜37V型までの7モデルを発表した。5月下旬から順次発売する。26V型以上の上位3機種がBS/110度CS/地上デジタルチューナー搭載のデジタルハイビジョン対応機となっている。価格はすべてオープン。
ラインアップや実売予想価格などは以下の通り。
画面サイズ | チューナー対応 | 型番 | 実売予想価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
37V型 | BS/110度CS/地上デジタル・ハイビジョン | LCD-H37MX5 | 42万円前後 | 6月上旬 |
32V型 | BS/110度CS/地上デジタル・ハイビジョン | LCD-H32MX5 | 29万円前後 | 6月上旬 |
26V型 | BS/110度CS/地上デジタル・ハイビジョン | LCD-H26MX5 | 25万円前後 | 6月上旬 |
20V型 | D2端子搭載アナログBS | LCD-20V5S | 9万5000円前後 | 8月上旬 |
20V型 | D2端子搭載 | LCD-20V5 | 9万円前後 | 5月下旬 |
17V型 | D3端子搭載ワイド | LCD-17X5 | 8万円前後 | 5月下旬 |
15V型 | D2端子搭載 | LCD-15X5 | 6万円前後 | 6月上旬 |
デジタルチューナー内蔵の大画面MX5シリーズ(26V/32V/37V型)には、リモコンで画面が左右に動く「オートターン」機能を搭載。同社のブラウン管テレビではおなじみとなっている便利な機能だが、新製品の可動範囲は左右それぞれ30度とブラウン管(左右15度)よりも振り角が大きくなっている。
「液晶テレビは(ブラウン管に比べて)視野角の狭さが課題だった。オートターン機能によって、部屋のどこからでも正面からのベストポジションで高画質を楽しめる」(同社)
またMX5シリーズには、グループ会社のルネサス テクノロジと共同開発した高画質回路「Diamond EngineIII」を搭載。適正なコントラストを保ちながら暗部の映像再現性を改善したほか、自然で滑らかな輪郭強調、独自カラーマネジメント技術などで「色鮮やか」で「スッキリ鮮明」な映像を楽しめるという。
そのほか、チャンネル切り替え時や電源投入時でのデジタルチューナーの反応速度を業界トップレベルにしたほか、部屋の明るさを自動検知して消費電力を最大50%カットする「明るさセンサー」機能、主電源OFF時の消費電力ゼロワット設計など、使いやすさと省エネを考慮した製品になっている。
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