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ヤマハ、HDMIやi.Linkを搭載した高級プレーヤー「DVD-S2500」

» 2005年04月21日 21時00分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは、ユニバーサルプレーヤーの新製品「DVD-S2500」を7月上旬に発売する。映像や音声の高品位再生に的を絞った高級モデルで、HDMIやi.Linkを備えた。価格は10万5000円。

photo 外装は肉厚のアルミフロントパネルを使用してシンプルなデザインに仕上げた。ボディカラーはゴールドのみ

 DVDビデオのほか、DVDオーディオ、Super Audio CD(SACD)、DVD-R/-RW(ビデオモード)、DVD+R/+RW、スーパービデオCD、CD-R/RWなどをサポート。CD-R/RWに記録したMP3ファイルやJPEGファイルも再生できる。

 アナログ・デバイセズ製の216MHz/12bitビデオDACや、ファロージャのDCDi回路による3-2プルダウン対応のプログレッシブ回路などを搭載。フィルム素材の場合は、3-2プルダウンによるプログレッシブ処理を、ビデオ素材のときはフレーム比較による動き検出を行い、ジャギーを抑えたスムーズなプログレッシブ出力を可能にする。また、欧州などで販売されているPAL方式のDVDビデオをNTSCに変換してプログレッシブ出力する機能も備えた。

 音質を決める音声DACは、DVDオーディオやSACDの再生を前提として192KHz/24bitを採用。2系統のi.Linkを利用してマルチチャンネル出力再生が行える。また、オーディオ視聴時に映像信号出力を停止して“音の純度”を高めるオーディオダイレクトモードもある。

 出力端子は、映像がHDMI、コンポジット、コンポーネント、D1/D2端子、S端子を各1系統。音声出力も、i.Link×2系統にくわえ、光と同軸の各デジタル出力を各1系統、さらに2チャネル再生用のダウンミックス出力、5.1chディスクリートも備えた。

 本体サイズは435(幅)×100(高さ)×314(奥行き)ミリ。重量は5.6キロ。リモコンや音声/映像ピンケーブル、大型インレットタイプの電源ケーブルなどが付属する。

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