三洋電機、シャープ、パイオニア、日立製作所の4社は、デジタル家電での採用が期待されるリムーバブルHDD「iVDR」に対応したコンテンツ保護技術「SAFIA(Security Architecture For Intelligent Attachment device)」を開発、ライセンス供与を目的としたライセンスグループを結成した。
SAFIAはiVDRでの利用を前提に開発された著作権保護技術で、コンテンツをAES-128により暗号化し、デバイスとiVDRの間はPKIをベースとした双方公認証処理が行われる。
コンテンツの暗号化鍵とコンテンツの利用条件を一体化して扱うことができるため、リムーバブルメディアでありながらセキュアな環境を保持することが可能になっているほか、コンテンツと鍵を分けて流通させる超流通にも対応できるという。
4社を含めたライセンスグループでは、2005年7月までに利用料金などについて具体的なライセンスプログラムを決定するとしている。
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