シャープは6月2日、「業界最小・最薄サイズ」(同社)という1セグメント放送受信用フロントエンドモジュール「VA1A5JZ9902A」を発表した。6月末からサンプル出荷が行われ、10月には量産出荷が開始される予定。
新製品は独自開発の高周波ICとパッケージ技術によって10(縦)×10(横)×1.4(厚さ)ミリというサイズを実現したほか、120ミリワットという低消費電力性も備えており、同社では「モバイル機器での放送受信に最適」としている。
携帯電話やPDAなどに向けたデジタル放送サービスである1セグメント放送は2006年3月の開始が予定されており、携帯電話キャリヤやカーナビ製造メーカーなどが熱い視線を送っている。
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