オリジナル家電ブランド「amadana」を展開するリアル・フリートが、ラインアップを大幅に拡大した。あらたにポータブル用の2製品とキッチン家電5製品を追加。6月以降に順次発売する予定だ。
リアル・フリートは、東芝でデザイン家電「atehaca」(アテハカ)を担当していた田部井正輝氏と熊本浩志氏が2002年に設立した総合家電メーカー。「美しいカデン」をコンセプトに、インテリア性を重視した家電製品を開発・販売している。
発表した7製品は「今年新たに発表を予定しているアイテムの第1弾という位置づけで、既発売の空気清浄機やデスクトップオーディオなどと合わせて全15アイテムを揃えることになった。また同社によると、発表した7製品を含め、年内に15アイテム以上を新規にリリースする計画だという。各製品の概要と価格は下記の通り。
製品 | 型番 | 色 | 価格 | 発売予定日 |
---|---|---|---|---|
オーブントースター | TT-111 | 黒/白 | 1万5750円 | 6月11日 |
ミル&ミキサー | MM-114 | 黒/白 | 1万2600円 | 6月11日 |
IH調理器 | HC-112 | 黒/白 | 2万3100円 | 7月 |
コーヒーメーカー | MC-113 | 黒/白 | 1万8900円 | 8月 |
オーブンレンジ | RO-121 | 黒/白 | 価格未定 | 12月予定 |
イヤホン | PE-117 | 黒/白 | 1万2600円 | 6月11日 |
ワールドクロック | CW-116 | 単色 | 3万1500円 | 7月 |
「PE-117」は、天然素材の“竹”がワンポイントのイヤホン。ネオジウムマグネットと6マイクロメートル厚の薄型振動板が、クリアで迫力のある音を再生するという。再生周波数帯域は10〜24000Hz。最大入力は50ミリワット。本体は、先に登場したポータブルDVDプレーヤーにも使われた“竹”で、「使い込むほどにその表情が変化し、“味”になっていく」(同社)。
一方の「CW-116」は、ステンレスとアクリルという組み合わせが特徴的なワールドクロック。時刻のデュアル表示が可能で、たとえば旅先で現地時間と日本の時間を同時に参照できる。もちろん、アラーム機能付きだ。
「TT-111」は、スリムな縦型のオーブントースター。取っ手にはウォルナットを使用しており、職人の手で一つずつ削り出したという美しい曲線が自慢だ。LEDによるバー表示は、1分経過するごとにLEDの光が増えていく仕組みで、離れていても見やすい。
ユニークなのは、ハーフミラーを使ったファインダーガラス。使用していないときは、外側から庫内が見えないようになっているという。また、使用時はヒーターの光を効果的に庫内へ反射する役目もあり、焼きムラが出来にくい。焼き上がり時には、「チン!」という“デジタル音”が鳴る。
定格消費電力は1000ワット。外形寸法は230(幅)×265(奥行き)×320(高さ)ミリ。色はブラックとホワイトがある。
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