衛星ラジオサービスのSIRIUS Satellite Radioは6月13日、同社の既存のデジタル伝送システム内でネットワーク容量を約25%拡大できる独自の新技術を開発したと発表した。
同社の発表によれば、新しく開発したのは業界で階層的モジュレーションと呼ばれている技術。これにより、現在免許を取得している周波数帯を効率的に利用して、放送の質を落とすことなくチャンネルを追加できるほか、データやビデオなどのサービス提供が可能になる。
SIRIUSでは現在、パートナー企業と協力して同技術をチップセットに組み込む作業を進めている。これを使ったサービスは来年下半期に提供開始の見通し。
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