チアーズとアイブリッジのリサーチプラス事務局は、10歳以上でブロードバンド環境の男女計300人に「コンテンツ利用」についてのアンケート調査を行い、その結果を発表した。
これによると動画や音楽などのコンテンツ利用本数は、「今のところ利用・視聴し
たことがない」が34.0%と最も多く、「年に数本程度」(21.3%)「月に1〜3本程度」(19.0%)と続く。毎日1本以上見ているユーザーは、「毎日1本程度」(3.7%)「毎日2〜5本程度」(3.0%)、「毎日5本以上」0.7%と計7.4%で1割に満たない。
利用した経験のあるユーザーに、最も利用回数の多いコンテンツをたずねたところ、「音楽(ミュージッククリップ含む)」が52.0%で過半数を占め、次いで、「映画」27.3%、「小規模なインターネット放送」8.6%、「オンラインゲーム」6.1%、「ビデオチャット」2.5%、「TV電話」0.5%、「その他」3.0%という結果に。2位の映画は、昨年の調査結果に比べ10.1ポイント増えており、大きな伸びを示した。
なお、毎日1本以上利用しているユーザーの利用コンテンツは、映画が平均4割、音楽が平均3割弱と映画が上回っている。また、「毎日5本以上」利用のユーザーに限ると、「オンラインゲーム」が半数を超えた。
コンテンツをみつけたきっかけは「検索サイトでキーワード検索して探した」が34.1%、「回線を提供しているプロバイダーのサイトで紹介されていた」26.3%、「友人・知人など詳しい人に教えてもらった」12.6%、「よくいくポータルサイトで紹介されていた」11.6%などが続く。順位は昨年と同じだが、「検索サイト」からが6.1ポイント減少し、「ISPのサイト」(5.6ポイント増)、「ポータルサイト」(2.5ポイント増)がやや増え、自分で探し出すより、どちらかというと「受動的」な視聴が増加しているようだ。
また、利用経験のないユーザーで、「コンテンツをもっと紹介してほしい」と回答したのは77.3%に上り、その手段については、「HTML・Flashメール(メールマガジン)」が22.4%、「テキストメール(メールマガジン)」が20.3%、「専用のWebサイト上で」19.8%が上位にランクされた。
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