電子情報技術産業協会(JEITA)が6月22日に発表した5月の電子機器国内出荷実績によると、液晶テレビの月間出荷台数がブラウン管テレビを初めて上回った。
出荷台数ベースで液晶テレビのシェアは50.2%(29万1000台、出荷台数は前年同月比74.9%増)に上昇。ブラウン管は42.8%(24万台、同32.4%減)に下がった。プラズマは5.2%(2万9000台、同17.4%増)。
液晶テレビは、30型以上が前年同月比197.7%増(8万7000台)と、大型の伸びが著しい。
DVDレコーダーは同11.6%増の22万2000台。うち83%を占めるHDD内蔵型は同30.3%増の18万4000台。DVD再生専用機は同4.2%減の22万4000台と、3カ月連続でマイナスとなった。
ポータブルMDプレーヤーは前年比40.7%減の10万5000台、ポータブルCDプレーヤーは同36.1%減の5万5000台とマイナスが続いている。
車載用カラーテレビは同11.1%増(9万4000台)と7カ月連続のプラス。車載用DVDプレーヤーは63.5%増(1万9000台)で、12カ月連続プラスだった。カーナビは同16.2%増の30万9000台で、1999年11月以降プラスが続いている。
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