シャープは6月30日、40型以上の大型液晶テレビ向けパネルの生産拠点として、「亀山第2工場」の建設に着手すると発表した。7月から建屋の建設や生産設備の搬入などを順次行い、2006年10月の稼働を目指す。
建築面積は、第1工場(液晶工場)の約2.4倍にあたる約8万2100平方メートル。鉄骨造5階建てとなり、骨組みに制震ダンパーを備える“制震構造”とした。設備投資額は、建物と資産設備を含め約1500億円。
大型液晶パネル需要に対応するため、40型クラスのパネルを8枚とれる第8世代マザーガラス(2160×2400ミリ)を採用する。生産能力は、当初1万5000枚/月の予定。2007年中には第2期生産ラインを導入し、月産3万枚に増強する計画だ。
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