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サムスン、HDMI搭載の低価格液晶テレビを発表

» 2005年08月08日 15時20分 公開
[ITmedia]

 日本サムスンは8月8日、液晶テレビの新製品3機種5モデルを発表した。画面サイズは、32V型、26V型、23V型で、全モデルにHDMI端子を装備。8月11日から全国の家電量販店および直販サイト「サムスンダイレクト」で販売する。価格はオープンプライスだが、市場想定価格は32V型が20万円弱、26V型が15万円弱、23V型が11万円台半ばになる見込みだ。なお、32V型と26V型に関してはオンライン専用のカラーバリエーションモデルも用意している。

photo 32V型の「LN32R53B」。オンライン限定のシルバーモデル(LN32R51B)も用意する
製品名 概要 市場想定価格※1
LN32R53B 32V型、ブラック 20万円弱
LN32R51B(※2) 32V型、シルバー 20万円弱
LN26R53B 26V型、ブラック 15万円弱
LN26R51B(※2) 26V型、シルバー 15万円弱
LN23R51B 23V型、シルバー 11万円台半ば
※1:価格はオープンプライス
※2:LN32R51BおよびLN26R51Bはサムスンダイレクト専用モデル
photo 23型の「LN23R51B」はシルバーの筐体を採用した

 チューナーはアナログ地上波のみだが、全モデルにHDMI端子やD4端子を搭載しており、外付けデジタルチューナーなどと組み合わせてハイビジョン映像を楽しめる。パネル解像度は、いずれも1366×768ピクセルで、視野角は上下左右170度。独自のフルデジタル画像処理回路「DNle」(デジタル・ナチュラル・イメージ・エンジン)により、「高精細でノイズの少ない自然な色再現を実現した」という。

 DNleには、フレーム間にある映像信号のノイズ成分だけを除去する「モーション・オプティマイザー」、映像信号の微細な情報を分析&再現して階調表現を高める「ディティール・エンハンサー」、独自アルゴリズムにより解像度の低い映像を補完して表示する「6倍密エンハンサー」などを搭載。また10ビットデジタル映像変換により、約3億2000万色の映像表現を可能にした。

 そのほか、ユーザーが好みに合わせてRGB(赤、緑、青)を調整できる「MMC」(マイカラーコントロール)、部屋の明るさに応じて画面の明度を自動調節する「IBC」(インテリジェント・ブライトネス・コントロール)などを備える。一方、音声回路には「SRS TruSurround XT」と低音域をクリアに再現する「DACS」(デュアル・アコースティック・チャンバー・システム」を採用した。

 入出力端子は、前述のHDMI×1のほか、S映像/コンポジット×1、コンポーネント映像入力×1、D4端子×1。D-Sub15ピンのPC入力端子も備える。本体サイズおよび重量は下表の通り。

  32型 26型 23型
外形寸法 797×592×99ミリ 661×497.8×94ミリ 583×443×90ミリ
重量 15.85キロ 9.95キロ 7.25キロ
消費電力 170ワット 140ワット 100ワット

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