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マランツ、i.LINK&HDMI 1.1搭載ユニバーサルプレーヤー

» 2005年08月10日 16時58分 公開
[ITmedia]

 マランツは8月10日、ユニバーサルプレーヤーの新製品「DV9600」を発表した。9月下旬に発売する。価格は18万9000円。

photo ユニバーサルプレーヤーの新製品「DV9600」。カラーはゴールド/ブラックの2色をラインアップ

 昨年5月に発表した「DV9500」の後継機。「高画質・高音質を追求した再生専用機」というDV9500のコンセプトを継承しながら、インタフェースの強化や画質・音質の向上を図った。

 SACDマルチチャンネル、DVDビデオ/オーディオ、DVD-RW(ビデオモード)、ビデオCD、SVCD、オーディオCD、CD-R/CD-RW、ピクチャーCDに対応し、CD-R/RWメディアに記録したMP3やJPEGファイルの再生もサポートしている。

 オーディオインタフェースとして、新たにi.LINK(IEEE1394)を採用。リニアPCM/ドルビーデジタル/DTSだけでなくDVDオーディオやSACDのマルチチャンネル音声までもデジタル伝送可能になった。同社AVアンプ「SR9600」との組み合わせで、i.LINKの双方向性を生かしたJFTS(Jitter Free Transfer System)による高音質再生も行える。

 DV9500から搭載したHDMIは、最新のVer1.1を採用。映像信号だけでなく、DTS/ドルビーデジタルからマルチチャンネル収録のDVDオーディオの音声伝送まで行えるようになった。また、HDMIのレゾリューション(解像度)切り替えスイッチをフロントパネルに装備。HDMIオンの状態でボタンを押すたびに出力解像度の切り替えが行える。

 高画質を提供する映像処理と伝送の全段の10ビットフルデジタル処理、アナログ出力での高画質化を実現する216MHz/14ビットビデオエンコーダー、色差信号の垂直エッジ近辺に発生するクロマエラーの大幅な除去を可能にした新開発クロマエラーコンペンセーションなどを搭載した。

 インタフェースは、映像出力がHDMIとD1/D2、コンポーネントが各1系統のほか、S映像×1系統、コンポジット×2系統を装備する。音声出力は、アナログ5.1chと光/同軸のデジタル出力が各1系統となる。ドルビーヘッドフォン対応。サイズは440(幅)×384(奥行き)×118(高さ)ミリで重さは約8.9キロ。

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