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警察とマフィアが長きに渡って互いにスパイを送り込み、血で血を洗う壮絶な闘いを繰り広げた大ヒット・シリーズがついに終幕へ。物語は1部の10カ月後からスタート、ヤン殉職前後に焦点を当てつつ、警察内部に潜伏し続けるラウの運命をかけた最後の戦いを描く。監督は引き続きアンドリュー・ラウとアラン・マック。主演のアンディ・ラウほか、トニー・レオン、レオン・ライ、ケリー・チャンら、1部・2部で登場したキャストが勢揃い。前2作で提示された謎が次々と明かされ、怒涛の結末へとなだれこむ展開、磨きがかかったスタイリッシュな映像はさすが。ラストを飾るにふさわしい、完成度の高い作品。
潜入捜査官ヤン(トニー・レオン)の殉職後から10カ月後、ラウ(アンディ・ラウ)はヤン殺害の容疑が晴れ、内務調査課へと戻ってきた。警察官として生きる道を選んだ彼は、自らの手で警察内部にいる残りの潜入マフィアを次々と始末し、眠れぬ日々が続いていた。そんな中、ラウの前に新たにエリート警官ヨン(レオン・ライ)が立ちはだかる。黒社会のボス・シェン(チェン・ダオミン)と接触していたのをつかんだラウは、ヨンも潜入マフィアであると確信。証拠をつかむために身辺を調べ始める一方、ラウは精神科医リー(ケリー・チャン)にも近づき、大切に保存されていたヤンのカルテを手に入れる。カルテには、生涯で最も幸福なヤンの姿が記されていた。ヤンに自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。だが、いつしかヤンの死の真相を知る者の気配が忍び寄っていた……。
特典ディスクにはメイキング、来日記者会見、インタビュー、ジャパン・プレミアなどの模様をたっぷり収録。さらに「インファナル・アフェア トリロジーボックス」が11月2日にリリース決定。こちらはシリーズ3部作に未収録の特典映像を収録したボーナス・ディスク、全100ページの豪華写真集などを加えた豪華4枚組セット。
ちなみにハリウッド・リメイク版のタイトルは「Departed」。キャストはレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、監督はマーティン・スコセッシが務めるという豪華さ。
関連サイト:http://www.infernal.jp/index_top.shtml(公式サイト)
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