米国の新興企業Veoh Networksは9月21日、コンピュータ経由でフルスクリーンビデオをネットワーク配信するソフトウェアの公開β「Veoh 1.0 Beta」をリリースした。VideoLAN Clientのソースコードを利用したもので、Windows、Mac OS Xに対応。
Veoh Networksのドミトリー・シャピロCEOによれば、現在は数千のプログラムが提供されており、今後数カ月のうちにさらに拡大すると予告している。シャピロ氏はP2Pセキュリティ企業Akonix SystemsのCTOでもある。
Veohはこのシステムを、制御することが困難なP2Pではなく、パブリッシャーとコンシューマーによるコミュニティーと位置づけている。コンテンツ内容は編集者によりチェックされ(審査は24時間以内)、視聴者は正当なコンテンツを見ることができるという。パブリッシャーは所有するコンテンツをこのソフトウェアを通して無料で世界中に配信できる仕組み。なお、このシステムはGoogle VideoおよびRSSと統合されている。
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