松下電器産業は10月6日、MP3再生に対応したポータブルCDプレーヤー「SL-CT830/CT730」を発表した。上位モデルのSL-CT830は11月25日、SL-CT730は11月15日に発売する予定。価格はオープンプライスだが、店頭ではSL-CT830が1万6000円前後、同CT730が1万3000円前後になる見込みだ。
上位モデルのSL-CT830は、外装にアルミ素材を採用。一方、CT730には見る角度で色が変わる光沢偏光塗装を施している。またSL-CT830のみ、低域用と中高域用の2つのドライバーを搭載した「ダブルドライブインサイドホン」を採用しており、「バランスの良い音の再現が可能になった」(同社)という。
いずれも音楽CDのほか、MP3を記録したCD-R/-RWを再生可能で、音飛びを防止する16Mビットのメモリを内蔵している。また、新たに低域部分の音を仮想的に再生できる「H.Bass」というイコライザー設定をくわえた。
電源は、角形ニッケル水素充電池×2本で、別売の単三形アルカリ乾電池×2本と併用することも可能になっている。バッテリーによる再生時間は、両モデルともMP3再生時で約50時間。アルカリ乾電池を併用すると、それぞれ約170時間(CT830)、約210時間(CT730)となる。なお、付属充電池の充電時間は、CT830の場合で5〜6時間、CT730は3〜4時間という。
外形寸法は、SL-CT830が136.5×17.3×136ミリ、CT730が13.6×18.1×136ミリ(JEITA最大)。重量はCT83が約195グラム、CT730は約188グラム(いずれも付属充電池を含む)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR