(C) 2005 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.Used under authorization. |
日本で興収120億円(FOX発表数字)の大ヒット。1977年の「スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)」から28年、いよいよ壮大なサーガが完結。アナキンが暗黒面に転落、共和国の終焉を壮大なスケールで描く。
クローン大戦勃発、そしてアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)とパドメ(ナタリー・ポートマン)の極秘結婚から3年、共和国と分離主義者たちとの戦争は全銀河に拡大し、ジェダイもクローン軍を率いて、各地でドロイド軍と激闘を展開していた。そんな中、分離主義者の司令官グリーバス将軍がパルパティーン最高議長(イアン・マクダーミド)を拉致する事件が発生し、オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキンが救出に向かう。同じ頃、勢力を拡大し、銀河共和国を脅かす存在となってきたシスの暗黒卿ダース・シディアスは銀河系を支配しようと、ジェダイ騎士団壊滅を策略。それと同時に、高い能力を持ちながらも心の弱さを克服できないアナキンを暗黒面に引き込もうと試みる。一方、ジェダイ騎士たちは共和国元老院パルティーン最高議長の動向に不信感を抱き始めるが、アナキンは師匠であるオビ=ワンよりもパルティーンに心を許すようになっていく。そんなアナキンを心配する妻パドメのお腹には子どもが宿っていた……。
今回は最終章とはいえ、「エピソード4」に続くということで、結末は分かりきっている。“選ばれし子”だった若きジェダイ騎士アナキン・スカイウォーカーがいかにして暗黒面に堕ち、あのダース・ベイダーとなるか、その過程がポイントなのだ。涙なしではみられないダース・ベイダー誕生のワケは? オビ=ワンやヨーダが、ジェダイの壊滅作戦からどうやって生き残ったか? アナキンの子どものルークとレイアが誕生し、なぜ引き離されたのか? シス卿の正体は? すべての謎が明かされる完結編はドラマティックに締めくくられ、何ら違和感なく旧3部作へ見事につながっている。
アナキン役には「海辺の家」「ニュースの天才」などで演技の幅を広げるヘイデン・クリステンセン、オビ=ワン役には「アイランド」のユアン・マクレガー、パドメ役には「クローサー」でゴールデン・グローブ賞を受賞したナタリー・ポートマン、ジェダイの騎士のメイス・ウィンドゥ役に「コーチ・カーター」のサミュエル・L・ジャクソン、ドゥークー伯爵役に超ベテランのクリストファー・リーが扮するほか、パルパティーン役にイアン・マクダーミド、R2-D2にケニー・ベイカー、C-3POにアンソニー・ダニエルズとお馴染みの顔が並ぶ。そしてチューバッカ役でピーター・メイヒューも復帰。
監督はもちろんジョージ・ルーカス、製作がリック・マッカラム、撮影がデイビッド・タッターソル、編集&サウンド・デザイナーがベン・バート、衣裳デザインがトリシャ・ビガーと新3部作のスタッフが終結。音楽は名匠ジョン・ウィリアムズ。VFXスーパーバイザーにはジョン・ノール、パブロ・ヘルマン、デニス・ミューレンとILMのトップが参加、最終章にふさわしく、映画史上最大の2200カットというデジタル処理が施されている。特にアナキンとオビ=ワンの宿命の最終決戦が見もの。
本編ディスクに、メイキング、削除シーンなど6時間以上の豪華特典を収録したボーナスディスク付きの2枚組。「スター・ウォーズ」旧3部作を収録したBOX「スター・ウォーズ トリロジー 3枚組リミテッド・エディション」も廉価版で再リリース。
関連サイト:http://www.foxjapan.com/movies/episode3/(公式サイト)
|
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR