アイ・オー・データ機器は10月12日、HDDレコーダー「Rec-POT F」の160Gバイトモデルを発表した。10月下旬出荷予定で、価格はオープンプライス。直販サイト「ioPLAZA」の価格は4万4800円となっている。
Rec-POT Fは、デジタルチューナー内蔵テレビや単体チューナーとIEEE 1394接続し、HDDにTS(Transport Stream)記録するHDDレコーダー。デジタル放送の画質を落とすことなく録画できるほか、ケーブル1本で接続する手軽さが特長だ(対応チューナーは同社サイトを参照)。
160Gバイト版の録画時間は、地上デジタル放送のハイビジョン番組の場合で約17時間、BSデジタルハイビジョンでは約14時間、デジタル放送の標準画質(SD解像度)は約42時間。そのほかの機能は250Gバイト版と同一だ。従来の「Rec-POT M」シリーズと比較すると、新たにプレイリスト機能や冷却ファンを搭載したほか、テレビの基本操作を行えるリモコンが付属するようになった。
「プレイリスト」機能では「IN点」「OUT点」による範囲指定により、1番組あたり10個までシーンを設定可能。不要な箇所を飛ばして連続再生したり、必要な部分だけを選択してD-VHSやほかのRec-POTにムーブすることができる。ただし編集はGOP単位。またプレイリスト編集のため、HDD上で編集しただけでは不要部分は削除されず、ムーブ前の番組データ容量は変わらない。
外形寸法や重量は250Gバイトモデルと同じで、280(幅)×204(奥行き)×35(高さ)ミリ、約1.9キロ。i.Linkケーブル(1.2メートル)や専用リモコンなどが付属する。
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