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世界累計1億2000万部を誇るクライブ・カッスラーのベストセラー冒険小説「ダーク・ピット」シリーズ。インディ・ジョーンズも顔負けのこのヒーローが活躍する物語は、これまでハリウッドで何度も映画化の話がもちあがったが、その破格のスケールと原作者のオッケーがとれず、断念してきた企画だった。それが今回、ようやく映画化が実現。しかも、シリーズの中でも最高傑作と評される第11作「死の砂漠を脱出せよ」の映画かということで、面白さはお墨付き!
海洋保全を担う米国NUMA(国立海中海洋機関)のエージェントにして、究極のトレジャーハンターでもあるダーク・ピット(マシュー・マコノヒー)は、ナイジェリアとマリの国境付近で1枚の金貨を発見。ピットは、南北戦争で莫大な財産もろとも姿を消したと言われる伝説の甲鉄艦の存在を確信する。ボスのサンデッカー提督(ウィリアム・H・メイシー)を説得し、早速マリに行く準備を開始。同じ頃、ナイジェリアでは奇妙な疫病が流行っており、原因を調査するためWHOの医師エヴァ(ペネロペ・クルス)は、感染源がマリにあると判断し、ダークのボートに便乗。内戦下のマリに入国した2人は、それぞれ調査を開始するが、何者かがエヴァの命を狙っていることを知り、ピットは後を追跡する……。
伝説の甲鉄艦の行方を求め、タフなニュー・ヒーロー、ダーク・ピットが冒険につぐ冒険で灼熱の砂漠を疾走する。ピットを演じるのは、潜水艦アクション「U−571」からラブコメディ「10日間で男を上手にフル方法」まで多岐に活躍するマシュー・マコノヒー。マッチョな彼が、好奇心旺盛で小粋な冒険家を好演。知的で正義感の強いヒロインのエヴァを演じたペネロペ・クルスとは、撮影中に生まれたロマンスも有名。さらに、ピットの相棒アルを演じたスティーブ・ザーンがチャーミングな魅力を見せるほか、サンデッカー提督にはウィリアム・H・メイシーが扮し、しっかりと脇を固めている。
宝探し、友情、ロマンスと、子どもから大人まで楽しめるアドベンチャー大作。でも撮影は困難を極めたようだ。サハラ砂漠の奥深く位置するモロッコで12週間ものロケを敢行。砂嵐や48度の灼熱地獄と戦いながら、すべてに砂が入り込んでしまうという最悪の環境下で、マコノヒーは肉弾戦やボートアクションに挑戦している。約80分の特典映像には、未公開シーン集やマコノヒー&ペネロペの来日コメントのほか、この過酷な撮影現場の様子もたっぷりと収録。
関連サイト:http://www.sahara-movie.jp/(公式サイト)
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