今回で39回目を迎える、国内最大の自動車/オートバイ展示会「東京モーターショー」が10月22日から開幕する。車両はもちろん、タイヤやサスペンション、カーナビなどの関連製品も多数展示される、文字通りの総合展示会だ。
「車載はiPodにとって大切なソリューションだ」とアップルのスティーブ・ジョブズCEOがコメントしているよう、最近では車内でiPodを活用する人が増えており、日産自動車は純正カーナビにiPod対応製品を用意している。
アップルもiPodに関連した製品を認定するロゴプログラム「Made for iPod」を開始しており、カーオーディオ/カーナビの一部にもこのロゴを付けたものが登場している。「Made for iPod」のロゴマークを付けた製品を中心に、モーターショーの会場で各社カーオーディオの「iPod対応具合」をチェックしてみた。
クラリオンが展示していたiPod対応製品は、ADDZESTシリーズのHDDカーナビ「MAX950HD」と「MAX850HD」の2つ。いずれも7型のワイド液晶を搭載しており、iPod側の収録楽曲からアルバム/曲名/プレイリストなどを画面に表示し、タッチパネルで操作することができる。
いずれも中央に用意されている2つのソフトキーに対して機能を自由に振り分けることが可能で、「普段はアルバムから曲を選ぶ」という使い方をしている場合、「アルバム」をソフトキーに振り分けておけば、メインメニューから階層を降りなくても選曲することが可能だ。
現在のところ対応機種はHDDカーナビのこの2製品だけだが、カーオーディオ製品へiPodを接続するインタフェースボックス「EA-1251A」も発売する予定となっているほか、Bluetoothで接続することも検討しているという。
アルパインは「Made for iPod」製品を多数展示。CD/AM/FMレシーバーの「CDA-9855J」はプレイリスト/アーティスト/アルバム/トラック(曲名)/ジャンルなどから選曲が可能で、指先を滑らせるだけで操作できるインタフェース「Glide Touch」とあわせて、iPodとほぼ同様の操作感覚を実現している。
基本的には2004年以降に販売されたカーオーディオ製品で、製品型番が「xxA-」となっているものはすべてiPodとの接続に対応しているとのことだが、「漢字/かな」表示機能を持っていない機種の場合、漢字/かなの曲名やプレイリスト名は製品のディスプレイに正しく表示されない。
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