JEITA(電子情報技術産業協会)は10月24日、9月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。全体の出荷金額は2146億円で前年比107%と前月に続きプラス。薄型テレビとデジタルオーディオプレーヤーが牽引役となっている。
カラーテレビ全体の出荷台数は67万4000台。前年比98.4%と4カ月連続のマイナスとなった。ただし9月の構成比(台数ベース)は、CRTタイプが42.9%、液晶が50.2%、PDPは6.9%だった。1月からの累計では、液晶テレビとPDPを合わせた薄型テレビが296万台とCRTの304万台に迫っており、JEITAでは「年計では逆転すると見られる」としている。
DVDレコーダーを含むDVDビデオは、57万3000台(前年比105.4%)で4カ月ぶりにプラスとなった。なかでも、DVD録再機は33万2000台、8割以上を占めるHDD内蔵型も28万台と、ともに3カ月振りの前年比増だ。一方、再生専用機は前年比96.7%と7カ月連続でマイナスになっている。
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