NTTレゾナントは10月24日、「gooリサーチ」登録モニターを対象に実施した「ポッドキャスティングに関する利用実態」の調査結果を発表した。有効回答数は2179人。そのうち利用経験者は3.4%だったが、42.1%は「ポッドキャスティング」という言葉に何らかの形で接触していた。
また利用経験者の6割は、番組の内容や操作性について肯定的な評価を示しており、さらに未利用者の半数近くが利用意向を示したことから、「今後、発展していくサービスであることが予想される」(NTTレゾナント)。
利用経験者が視聴したことのある番組は「音楽番組」がトップで約6割。次いで「トーク番組、バラエティ番組」が4割を占めた。一方、今後聴いてみたい番組でも「音楽番組」「トーク番組、バラエティ番組」が上位を占めているものの、自由回答欄では「日本語番組の数の少なさ」や「番組ジャンルの偏り」を指摘する声もあったという。このほか、「語学講座、専門学講座」の利用意向も強く、NTTレゾナントでは自己啓発面での潜在需要もあると推測している。
「今後、サイト運営事業者は、ポッドキャスティングの普及拡大に向けて積極的なプロモーション展開による認知度向上や、日本語番組の拡充、番組ジャンルの拡大等を図る必要性がある」(NTTレゾナント)。
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