米Yahoo!が立ち上げたビデオ検索機能が、iTunesと第5世代iPodがサポートするビデオ機能と連動可能になった。
Yahoo! Search blogの最新エントリーで紹介された方法を使うと、Yahoo! Video Searchで検索した特定キーワードのビデオコンテンツを、iTunesのビデオポッドキャストとして「登録」することが可能になる。
Yahoo!が提供するのは、「Yahoo! Video Search RSS URL Generator」という変換ツール。「stunts」「Japan」などの検索キーワードをこの入力フォームに入れると、その下にURLが表示される。このURLが、検索キーワードで検索されたビデオコンテンツのRSSフィードとなっており、これをiTunes「Podcastを登録」から登録すると、iTunesからは検索結果が「ビデオポッドキャスト」として扱われることになる。
登録されると、検索結果が通常のビデオポッドキャスティングと同じように表示され、iTunesのデフォルト設定であれば、その最上位の検索結果が自動的にiTunesにダウンロードされる。iTunesで再生するためには、Yahoo! Video Searchの初期設定でビデオコンテンツの種類をQuickTimeに限定しておく必要がある。
ダウンロードされていないビデオコンテンツは「入手」ボタンでダウンロードされる。検索結果が更新されれば、新たなビデオ「エピソード」が追加されるという仕組みだ。
気をつけなければならないのは、Yahoo!が絞り込んでくれるのは、QuickTimeであるかどうかであって、ビデオiPodがサポートするH.264やMPEG-4の規定に準拠しているかどうかまでは判別できない、という点だ。多くの場合、QuickTime Proなどを使ってビデオiPod向けに書き出す必要が生じるはずだ。
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