AVC Technology Japanは10月25日、ポータブルオーディオプレーヤー「SIGNEO」ブランドの新製品6機種と周辺機器2機種を11月より全国の家電量販店、パソコンショップおよび同社直販サイト「SIGNEO eDirect」で順次発売すると発表した。
新製品はauの携帯電話「Talby」などのデザインで知られるマーク・ニューソン氏が手がけた「SN-A800」や、HDDを搭載したマルチメディアプレーヤー「SN-H1000」などバラエティに富むほか、カラーバリエーションも多い。同社では、さまざまな層に向けた製品を用意することで、さらなるシェアアップを狙う。
「タフな競合相手がいるから(笑)、この分野へ挑むのは大きなチャレンジだと思いました。SN-A800はテクノロジーの神秘的な部分を取り除き、シンプルなモノとして見せることに気をつけました。具体的には視覚的になじみのある長方形とし、可能な限り薄くすることを考えましたので、体になじむプレーヤーに仕上がったと思います」(ニューソン氏)
SN-A800はマーク・ニューソン氏がデザインした、6.5ミリという薄型のデザイナーモデル。512Mバイト/1Gバイトの容量が用意され、直販価格は1万8800円/2万3800円。
カード型リモコンをイメージさせる特徴あるボディデザインに、ハーフミラー加工が施された円形のディスプレイを搭載。操作面においても電源ボタンを独立させるなど、直感的に扱えるように工夫されている。再生可能なファイル形式はMP3/WMA/WAV/OGGで、Windows DRMにも対応する。
サイズは68(高さ)×50(幅)×6.5(厚さ)ミリ、30グラム。内蔵のリチウムイオン充電池で最大約11時間の連続再生が行える。録音可能なFMラジオチューナーとボイスレコーディング機能も備える。
SN-H100は同社製品としては初となるHDD搭載プレーヤー。8GバイトのHDDと1.8インチのカラー液晶を搭載し、MP3/WMA/ASF/OGG/MP4の音楽のほか、MPEG-4の動画やJPEG/BMPの静止画を表示させることもできる(テキストファイルも表示可能)。直販価格は2万9800円。
本体サイズは91.5(高さ)×53.8(幅)×14.8(厚さ)ミリ、87グラム。内蔵充電池によって音楽で最大約8時間、動画で最大約6時間の連続再生が行える。操作インタフェースとして本体前面にジョグシャトルを備え、操作性にも配慮した。録音可能なFMラジオチューナーとボイスレコーディング、ダイレクトエンコーディングも搭載する。
SN-M550は新型の大容量バッテリーを搭載し、約130時間という長時間再生を可能としたモデル。512Mバイト/1Gバイトの容量が用意され、直販価格は1万7800円/2万2800円。「通勤通学を中心に使うならば、2カ月は充電をする必要がないだろう」(同社)。
前面には有機ELディスプレイを搭載し、本体サイズは65(幅)×44.9(高さ)×21.7(厚さ)ミリ、68グラム。再生可能なファイル形式はMP3/WMA/OGGで、Windows DRMにも対応する。録音可能なワールドバンド対応FMチューナーとボイスレコーディング、ダイレクトエンコーディングも備えた。
SN-F170はストレージを内蔵せず、SDメモリーカードを使用するモデル。直販価格は1万1800円。MP3/WMAの再生が可能で、Windows DRMにも対応する。録音可能なワールドバンド対応FMチューナーとボイスレコーディング機能、ダイレクトエンコーディング機能も備えている。
前面には有機ELディスプレイを搭載しており、内蔵バッテリーで約15時間の連続再生が行える。本体サイズは72(高さ)×35(幅)×11.8(奥行き)ミリ。
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