日立製作所は10月31日、関西電力と提携して「オール電化次世代ITマンションシステム」を提供すると発表した。関西電力のグループ会社である関電ファシリティマネジメントが中心となって、マンションディベロッパー各社に提案していく計画だ。
同システムは、日立のITマンションシステム「net@ITEM」(ネット・アット・アイテム)と関西電力が推奨している「オール電化」、ケイ・オプティコムの光ファイバーインターネット、関電セキュリティ・オブ・ソサイエティのホームセキュリティサービスを組み合わせたもの。ICカード個人認証や共用部の監視カメラといったセキュリティシステムをはじめ、携帯電話による「住戸玄関の戸締り操作・確認」「給湯器、エアコン等家電機器の遠隔操作」「来訪者や宅配便が来たときにメールで通知する機能」などを備える。また日立カスタマーセンターが24時間365日のサポート体制を構築。関電セキュリティ・オブ・ソサイエティとの連携による防犯監視および異常発生時の“駆けつけサービス”なども併せて提供する。
なお、新星和不動産の「プラネスーペリア芦屋船戸町」(兵庫県芦屋市)には、既に同システムを導入することが決定している。
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