次世代光ディスクをめぐり、東芝らが推進するHD DVDへの支持を表明した米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは11月16日、都内で開いた会見で「HD DVDは効果的にPCと統合できる」などと支持の理由を語った。
ハリウッドではBlu-ray Disc(BD)への支持が優勢になりつつあるとの指摘に対し、バルマーCEOは「ハリウッドはBDとHD DVDの両方を支持している」とした上で、PCとの親和性の高さがHD DVDを支持した理由だと説明。「BDには技術的な課題がある」とした。
2006年後半のリリースを予定しているWindows Vistaでは標準対応はHD DVDのみとする方針。バルマーCEOは「最初のリリースではHD DVDドライブに対応できなくても、早い段階でサポートしたい」と述べた。
同社のビル・ゲイツ会長はBDについて、「映画業界に寄りすぎた著作権保護技術に問題がある」などと指摘している(関連記事参照)。
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