ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(SMEJ)は11月18日、コピー防止機能「XCP」を搭載した米Sony BMG Music Entertainment製CDを、XCPを搭載していないCDと交換すると発表した。
XCPはマルウェア「rootkit」に似た技術が組み込まれたDRM。Sony BMGはXCP搭載CDの製造中止と、該当CDの回収・交換を発表しており、国内でも同様の措置をとる。
SMEJは、同社が国内で輸入販売した該当のCDを購入者から回収し、XCPのないCDと交換する。交換方法や時期は追って同社サイト上で発表する。国内の販売店には、該当CDの販売中止と店頭在庫の回収を呼びかけている。該当CDのリストはWebサイト上で確認できる。
ソニー広報センターによると、XCPを組み込んでいるのはSony BMG製CDのみ。SMEJが販売してきたCDや、ソニーがVAIOに組み込んだソフトなどは問題ないことを確認したという。
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