9月に販売開始され、瞬く間にヒット商品となったiPod nano。“鉛筆より薄い”という軽量かつスリムなボディやカラー液晶を備えながらも、4Gバイト版でも2万7800円(アップルストアでの販売価格)と低価格なこともあり、一部量販店ではいまだに品薄状態だという。
これまで発表されたiPodシリーズと同じく、サードパーティーから各種アクセサリーが豊富に用意されており、自分好みにカスタマイズするのも簡単だ。そこで、今回はそのアクセサリーの中でも最もバラエティ豊かなケースに焦点を当て、各社の製品を筆者の独断と偏見でジャンル分けしてみた。あなたのnanoにぴったりなケースは見つかるだろうか?
素材にシリコンや布、ナイロンなどを使用したソフトタイプのケースは扱いやすさが最大の魅力。シリコン製ならば多少の汚れを水洗いすることもできるほか、加工しやすいという素材の特長を生かしてユニークな形状のものも多く登場している。
スタンダードなタイプといえるのが、フォーカルポイントコンピュータの「ICEWEAR nano」、パワーサポートの「iPod nano シリコーンジャケットset」、DIGITAL COWBOYの「DC-PCNC」、ヘビームーンの「SportGrip nano」「Loop nano」など。
いずれも手にシックリとなじむシリコンの質感をいかしたつくり。収縮性と弾力性を兼ね備えたシリコンを使用しているため、iPod本体にピタッとフィットし一度装着してしまえば利用中にズレてしまうこともなく、大切なiPod nanoに傷を付けてしまうこともない。
ベルトクリップなどのアクセサリーがセットされている製品(iPod nano シリコーンジャケットsetやDC-PCHCなど)や、カラーバリエーション豊富な製品(ICEWEAR nanoはワンパッケージに3色がセット、Loop nanoは写真のオレンジを含めて10色展開)もあり、全体的に価格も抑えられている。選ぶ楽しさを味わいたいというユーザーにはシリコンタイプがお勧めだ。
種類としてはソフトケースに分類されるが、素材に布やナイロンを使用したタイプも多数存在する。代表的なのはsuonoの「RITMO for iPod nana」やヘビームーンの「SportSuit sleev」「SportSuit safari」、バード電子の「Swing nano」などだ。
シリコンタイプに比べればサイズこそやや大きくなってしまうものの、個性的なスタイルが最大の魅力。RITMO for iPod nanaはポップなハンドメイドの裏地、SportSuit sleeveはスポーツグッズのような質感と対衝撃力、SportSuit safariは独特のファーの感触、Swing nanoはサイドポケットの収納力とそれぞれに魅力を持っている。服装や持ち物にあわせて使い分けたいタイプだ。
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