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イーケイジャパン、マイク内蔵のFMトランスミッター基板を販売

» 2005年12月05日 14時42分 公開
[ITmedia]

 電子工作キット「エレキット」を製造・販売するイーケイ・ジャパンは12月5日、FMトランスミッターユニット(基板完成品)「PU-2106」を発表した。12月9日に発売する予定で、価格は3990円。基板完成品のため、ケースなどは別途用意する必要がある。

photo FMトランスミッターユニット(基板完成品)「PU-2106」。コアとなるICには音質に定評のある「BH1416F」を採用した。基板のサイズは68(幅)×88(奥行き)×24(高さ)ミリ。ケースなどは別途用意する必要がある

 PU-2106は、PLL(Phase Locked Loop)方式を採用したFMステレオ送信ユニットだ。コアとなるICには音質に定評のある「BH1416F」を採用。ポータブル音楽プレーヤーなどの音楽を電波で飛ばすのはもちろん、内蔵のモノラルマイクやライン入力をミキシングする機能も備えたことで、簡易DJやFMワイヤレスマイク(アナウンス)などの用途にも利用できるという。

 送信距離は見通し20〜30メートル(微弱電波仕様)。送信周波数は、76.8M/77.0M/77.2M/77.4M/77.6M/77.8M/78.0M/88.0M/88.2M/88.4M/88.6M/88.8M/89.0M/89.2MHzの計14チャンネルの中から選択できる。入力端子は、ライン入力ジャックおよび並列接続のラインモニタ用予備ジャック、外部マイクジャック(いずれも3.5ミリ径のステレオミニプラグ)を用意した。

 電源はDC7〜25ボルト。アルカリ角形乾電池(006P)を使用した場合で連続10時間程度、単三形アルカリ乾電池×6本の場合なら、連続60時間程度は利用できるという。

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