シャープは1月31日、VHSビデオを一体化したハイビジョンレコーダー「DV-ARV22」を発表した。3月15日発売予定で価格はオープンプライス。店頭では15万円前後になる見込みだ。
DVD-R/-RWドライブ、250GバイトHDD、VHSビデオデッキを一体化した“3 in 1”レコーダー。チューナーはデジタル3波対応チューナー×1とアナログ地上波×1で、ハイビジョン放送をそのままの画質で録画できるストリーム記録に対応している。録画時間は、地上デジタル放送のハイビジョン番組の場合で約31時間。
DVDドライブはDVD-RのCPRMメディアをサポート。DVD-R DLの記録にも対応しているが、こちらはビデオフォーマット記録のみとなる。
「デジタル・アナログ番組表」と「デジタル・アナログ番組延長」を搭載。スポーツ番組の延長やドラマ最終回の放送時間拡大などに対応し、自動的に延長録画が行える。アナログ放送のEPGは「Gガイド」。なお、VHSビデオは予約録画に対応していない。
このほか、基本的な使い方や専門用語の解説などをテレビ画面に表示する「ヘルプ」機能、電源スタンバイ状態から約1秒でEPGの表示やHDD録画/再生が始まる「一発起動」モードなどを採用して使い勝手にも配慮した。リモコンは表面48キーの「シンプルリモコン」だ。
i.LINK端子はMPEG-2 TSの入出力をサポートしており、D-VHSへのムーブはもちろん、D-VHSに録画した番組をDV-ARV22のHDDに移して編集することも可能だ(コピーワンス番組は不可)。そのほかの出力端子は、HDMI出力×1系統、D4端子出力×1系統、S端子/コンポジット出力×1系統、光デジタル音声出力など。入力端子は、S端子/コンポジット×2系統。
外形寸法は、430(幅)×343(奥行き)×95(高さ)ミリ。重量は約6.9キロ。本体前面には、番組タイトルを表示できる液晶画面「タイトルウインドゥ」や、各メディアの動作状況を色で表す「メディアサークル」を備えている。
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