東京と横浜のCATV局がHDD内蔵セットトップボックス「HitPot」を展開

[ITmedia]

　イッツ・コミュニケーションズ、YOUテレビ、横浜ケーブルビジョン、横浜テレビ局のCATV4局は4月13日、共同でHDD内蔵セットトップボックス「HitPot」（ヒットポット）を展開すると発表した。今年5月移行、順次取り扱いを始める。

　HitPotは、HDDとダブルチューナーを内蔵した新しいセットトップボックスの愛称。Hivision（ハイビジョン録画）、i.Link（によるライブラリ化）、Twinチューナー（2番組録画対応）にちなんだ4社の統一呼称となり、当初は松下電器産業製の「TZ-DCH2000」を採用する予定だ。

250GバイトHDDとツインチューナーを内蔵する松下電器産業の「TZ-DCH2000」。2番組同時録画、スマートEPG、ビエラリンクといった特徴を持つ

　各社は新STBの投入に合わせ、現在提供している有料放送サービスとパッケージ化した商品展開を企画していく。4社のうち、イッツコムとYOUテレビは5月下旬から取り扱いを開始。また先行して5月上旬から、それぞれ「お客様サロン」と「わくわくデジタルサロン」に“HitPot体感コーナー”を開設する予定だ。