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地震を感知して灯をつける蛍光灯

» 2006年04月17日 21時36分 公開
[ITmedia]

 東芝ホームライティングは4月17日、防災に役立つ住宅用照明器具「ゆれピカ」を発表した。感震センサーと充電池を搭載し、地震を検知するとシーリングの横に取り付けられた保安灯が点灯する仕組み。洋風と和風の4タイプ計12モデルを5月1日に発売する。

photo 洋風8〜10畳タイプの「FVH87210EREN」(5万1975円)。シーリング本体の横にLEDを使用した保安灯を備えている

 震度4以上の地震を関知すると、まず保安灯が5分間点灯。点灯中に再度揺れを関知した場合は、その時点からさらに5分間点灯する。また、停電時も約30分間点灯する。

 保安灯には、ランプ寿命約4万時間の白色LED×3を使用した。これは2.5ボルト/3アンペアのまめ球に相当する明るさ。天井高2.4メートルの場合、床面で0.2ルクス以上の明るさが直径1メートルの範囲で得られるという。

 同社によると、「平成16年の中越地震を経験した方々から、コンセントタイプの保安灯や足下灯は、家具が倒れて使えなかった」「天井からの灯りが欲しかった」という要望が寄せられていたという。

 価格は、洋風8〜10畳タイプ(FVH87210EREN)が5万1975円、10〜12畳タイプ(FVH12210EREN)は6万2475円。和風8〜10畳タイプ(FVH87281EREN)が6万5625円、同じく10〜12畳タイプは7万6125円となっている。それぞれ昼白色、昼光色、電球色を選択できる。

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