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ヴァンパイア=吸血鬼とライカン=狼男の何世紀にも渡る因縁の対決、黒いフィットスーツで戦うセクシーなヒロイン像、超人的アクションなどなど、ヴァンパイア映画の新境地を開いた「アンダーワールド」(2003)の正当な続編が、8月23日にDVDで登場。
レン・ワイズマン監督と製作スタッフによるコメンタリーやメイキング、ミュージック・クリップなどを収録したコレクターズ・エディションで、初回版のみメタリック・ジャケット仕様。DVDとUMDをセットにしたコンボパックも4935円で同時リリースされる。
ヴァンパイアの闇の処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセール)は、一族を治める長老ビクター(ビル・ナイ)が自分の家族を虐殺したことを知り、彼を殺して追われる身となる。彼女の唯一の味方であるマイケル(スコット・スピードマン)は、ヴァンパイアとライカンの混血種。彼と一緒に追っ手から逃れるセリーンは、休眠中のヴァンパイアの始祖マーカス(トニー・カラン)を復活させ、助けを求めようとする。
ところが、そんな彼女たちの前に、混血種となり既に蘇ったマーカスが突如出現。ライカンの血が混じったことで、以前よりもパワーを増大させたマーカスは、セリーンには覚えのない家族にまつわる秘密と、マイケルが持っていたペンダントを奪うため、執拗に彼女たちを襲う。何とか逃げ切ったセリーンたちは、薄暗い小屋の中で、お互いの傷を癒すかのように抱き合い、種族を超えた許されぬ恋に身を任せるのだった。
ペンダントに触れたセリーンは、幼少期にもそれを見たことを思い出す。すべての謎を解くため、セリーンは両種族の創世にまつわる真実を探ろうとするが……。
メガホンをとったのは、前作に続きレン・ワイズマン。「PlayStation」などのCMを手掛け、デビッド・フィンチャー、スパイク・ジョーンズに続くMTV出身監督として注目されるワイズマンが、ミステリアスな闇の世界“アンダーワールド”を陰影の美しいスタイリッシュなビジュアルで魅せている。
ワイズマン監督とは前作の撮影を通してロマンスが生まれ、2004年に挙式を上げたケイト・ベッキンセールが主演を続投。ボンデージファッションの当り役と良きパートーナーにも恵まれ、ますます美しさに磨きがかかったようで、前作をしのぐアクション&スプラッターシーンにも全力投球。ベッドシーンのサービスもある。
この続編は明らかに前作よりも面白い。圧倒的な身体能力を発揮するライカンと不死のヴァンパイアの戦いというアクションにとどまらず、ヒロインの成長をしっかり捉え、謎解き要素も絡んでくる。また紫外線弾などヴァンパイアを退治するためのアイテムもワクワクさせる。「エボリューション」だけでも楽しめないわけではないが、前作からストーリーが続いているので、やはり予習をしておいたほうがいいだろう。
関連サイト:http://www.sonypictures.jp/homevideo/underworldevolution/index.html(公式サイト)
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