あとはデジカメ片手にぶらぶら散歩。GPSをぶら下げながら編集部のある有楽町から東京方面へ一駅歩いた後に、地下鉄で赤坂へ移動、道すがら気になるモノを写真に収めてみた。また、数日間、GPSをカバンに放り込んだままで生活してみた。
GPSとともに帰宅後、GPSユニットをPCに接続すると「GPS Image Tracker」が起動する。そこで「ログファイルの取り込み」をクリックすると、PCへ自分がたどったルートを記録したファイルが保存される。ただ、この段階では単にPC内に.LOGというファイルが存在するだけ。ここにデジカメ画像をマッチングすることで初めてログファイルは意味を持つ。
画像への位置情報マッチングは簡単で、デスクトップなどへ保存した画像ファイルをGPS Image Trackerへドラッグ&ドロップするだけ。ドラッグ&ドロップすると、GPSログファイル(15秒刻みで記録されている)と画像のタイムスタンプを照合して、画像ファイルへExif情報として位置情報を書き込んでくれる。
今回はカメラにパナソニックのDMC-FZ5、PCにレノボのThinkPad T42(Pentium M 1.7GHz/メインメモリ1Gバイト)を利用したが、120枚の画像ファイルに位置情報を付加する処理はほんのわずかな時間で終了した。
ここまでのステップを経ることで、位置情報付きのデジカメ画像を生成することができた。次はお楽しみの地図遊びだ。同じくパッケージに付属する「Super Mapple Digital Ver.7 for Sony」に位置情報付きのデジカメ画像をドラッグすると、位置情報にマッチした場所へ自動的に配置される。
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