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“腰の低い”冷蔵庫、ナショナルから

» 2006年08月30日 19時28分 公開
[ITmedia]

 ナショナルは8月30日、新開発の「コンパクトボトムシステム」を導入することで使い勝手を高めると同時に、450リットルクラスのサイズで525リットルを実現した冷蔵庫「コンパクトBiG」シリーズの新製品を10月1日より販売開始する。価格はすべてオープンで、実売想定価格など詳細は以下の通り。

photo 左からNR-F531T/NR-F471T/NR-F501TM/NR-F451TM
製品名 ドア枚数 定格内容量 実売想定価格 サイズ(幅×奥行き×高さ ミリ)
NR-F531T 6ドア 525リットル 25万円前後 685×699×1798
NR-F471T 6ドア 470リットル 23万円前後 685×649×1798
NR-F501TM 6ドア 495リットル 24万円前後 685×699×1720
NR-F451TM 6ドア 445リットル 22万円前後 685×649×1720

 新製品は、従来製品で冷蔵庫の底面部分(ボトム部)に位置していた放熱装置を側面へ移動、蒸発装置の小型化も進めることでボトム部容量を65%コンパクト化した「コンパクトボトムシステム」を採用。また、断熱材も改良が進められ、薄壁化と断熱性能のアップを両立した。

photo ペットボトルも出し入れが楽に

 これによってNR-F531Tでは従来製品(NR-F500T)に比べて、冷蔵庫の底面(ウエストライン)を約9センチ下げることに成功。ペットボトルやお鍋、ビン類などの出し入れが容易になった。また、薄壁化によって余裕のできた内壁側面にはLEDをセット。前方左右側面に設置されており、奥側から手前を照らす従来製品に比べ、視認性も向上している。

 NR-F501/451TMは最上段棚までの高さを下げ、身長150センチの利用者でも使いやすい構造とした「ちょっと低め」タイプ。新開発の大容量化技術を導入することで、高さを抑えながらも従来製品と同様の容量をキープしている。

 そのほか、LEDの光で保存効果を高める「アミノ酸増量光パーシャル」や丸洗い可能な自動製氷皿、表面の乾燥しにくい「新鮮野菜室」、においを抑える「バイオ脱臭」などの機能も備える。

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