松下電器産業ブースでは、“大回転”する2枚の103V型プラズマディスプレイが来場者を迎える。
レールに設置された2枚のプラズマディスプレイが360度回転しつつ、移動しながら映像を映し出すいうもので、映像もディスプレイの回転や移動にあわせてシームレスに映し出されるのが大きな特徴だ。
パネル自体は市販されているプラズマテレビ「PZ600」と同一だが、チューナー類は省かれている。縦位置でも問題なく表示可能なことから、街頭などでの「動くポスター」としての用途も可能だ。パネルの回転機構や画像の回転処理も含めて現時点では「用途提案レベル」だという。
先日発表されたBlu-ray Disc対応DIGA(DMR-BW200/100)やVIERAで「HDワールド」を積極的にアピールしている同社だが、あらたなHDプロダクトも展示されている。3CCD方式を採用したハイビジョンデジタルビデオカメラだ。
記憶メディアにSDメモリーカードを利用したAVCHD規格方式のハイビジョンデジタルビデオカメラ。同社製ビデオカメラに搭載されている3CCDカメラシステムと画像処理エンジンをハイビジョン対応として新開発した。コーデックにはMPEG-4 AVC/H.264を採用することで、4Gバイトカード利用時に1080i/6Mbpsの映像を約85分記録できる。デジタルカメラ「LUMIX」シリーズでおなじみの光学式手ブレ補正機能も搭載される。
展示されていた製品は「撮影も可能だが開発レベル」というものだが、年内には市場投入される予定であり、コンパクトな円筒形のデザインも踏襲される可能性が高い。価格は未定だが、“ハイビジョンデジタルビデオカメラとしての価格帯”に設定されるとのことだ。
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