デノンは10月3日、ブックシェルフ型スピーカー「SC-CX303」を10月中旬より販売開始すると発表した。価格は12万6000円(2台1組)。
新製品は4月に発表された“入魂のヨーロピアンスピーカー”「SC-CX101」の上級機種として用意される。2.5センチドーム型ツィーターはそのままだが、12センチのD.D.L(DENON Double Layer)グラスファイバーコーンウーファーは13センチのカーボンファイバーD.D.L.コーンウーハーに変更されたほか、キャビネットも18ミリから30ミリ厚の高密度素材となった。
ユニットフレームは表面に焼き付け塗装の施された非磁性体アルミダイキャスト製。キャビネットにはフローティング状態でセットされており、不要な反射を最低限とする工夫が施されている。また、ウーファーも背面にブレイズがセットされており、適度な剛性を得ている。
キャビネットのバッフル面上下と側面の角は象嵌細工仕上げになっており、剛性を高めながら音の反射を素直なものとし、キャビネット全体で音の響きをコントロールするという。背面ダクトは裏板削りだしの一体構造で、オリジナルの大型スピーカーターミナルを搭載する。
サイズは182(幅)×296(高さ)×293(奥行き)、8.7キロ。OFC材を採用した3メートルのスピーカーケーブル(「AK-100」として市販もされている)が2本付属する。
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