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無線方式の5.1ch対応ワイヤレスヘッドフォン、松下から

» 2006年10月11日 20時18分 公開
[ITmedia]
photo 「RP-WF6000T」

 パナソニックは10月11日、2.4GHzのデジタル無線伝送方式を採用したワイヤレスヘッドフォン「RP-WF6000T」を発表した。11月15日発売予定で、価格はオープン。店頭では本体が3万円前後、増設用ヘッドフォン子機が1万5000円前後になる見込みだ。

 9月下旬の「A&Vフェスタ 2006」で参考展示していたもの。無線伝送方式を採用したことで、従来の赤外線方式と異なり、障害物などの影響を受けず、伝送距離も約30メートルに延びた。ヘッドフォンを装着したまま隣室に移動しても音は途切れないという。

 トランスミッター部には、1系統のアナログ入力と2系統のデジタル光入力端子、および光デジタル出力(スルー)を装備。デジタルチューナーとDVDプレーヤーを同時に接続するなど、柔軟なシステム構成に対応できる。またMPEG-2 AACをはじめ、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS、DTS-ES、ドルビープロロジック2など8種類のフォーマットをサポート。独自の「パーソナルサラウンド」技術により、5.1chに迫るサラウンド効果が得られるという。

 ヘッドフォン部はオープンエアー型で、5センチ径のドライバーユニットを搭載する。付属のニッケル水素バッテリーは、約3時間の充電で約8時間の連続使用が可能。使用後は、トランスミッター部に置くだけで充電が開始される。また、乾電池駆動にも対応しており、別売の単三形アルカリ乾電池×2本で約6時間の連続使用が可能だ。

 ヘッドフォン部の重量は約380グラム(付属の充電池を含む)。充電時の最大外形寸法は202(幅)×115(高さ)×270(奥行き)ミリ。パッケージにはACアダプタや光デジタルケーブルなどが付属する。

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