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ヴィストン、ホビー向け二足歩行ロボット2機種を発表

» 2006年10月17日 19時53分 公開
[ITmedia]

 ヴィストンは10月17日、ホビー向け二足歩行ロボット2機種を発表した。「RB1000」をベースに新開発のCPUボードを組み合わせた「RB2000」と、エントリーモデルの「RB300」をラインアップ。12月上旬に出荷を開始する予定だ。

photo 「RB2000」

 「RB2000」は、13軸の関節を持ち、前後転や側転、鉄棒運動など多彩な動きが可能な二足歩行ロボット。フレーム設計の基本はRB1000から引き継いでいる。新搭載のCPUボード「VS-RC003」は、サーボモータを最大30chまで制御可能。またUSB接続や音声出力、ゲームパッド対応といった機能を持つ。さらにIXBUS拡張ポートにより、ジャイロセンサーや加速度センサーを追加することもできるという。

 RB2000の本体サイズは、290(高さ)×210(幅)×125(奥行き)ミリ、重量は1.115キロ。価格は7万9800円。

photo エントリーモデルの「RB300」

 一方の「RB300」は、初心者をターゲットとしたエントリーモデル。ATRと共同開発した「Robovie-i」をリファインした機体で、顔つや手足のデザインを変更している。

 本体仕様は、一部を除きRobovie-iと同じ。頭を振って左右に重心移動しながら歩行する。CPUボードはRB2000と同じVS-RC003を採用した。なお、RB300とRobovie-iは別売の拡張キットを使ってRB2000に組み替えることができる。

 RB300の本体サイズは、165(高さ)×104(幅)×145(奥行き)ミリ、重量は0.55キロ。価格は2万9400円となっている。

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