三洋電機は11月10日、デジタルボイスレコーダー“DIPLY TALK”の新製品としてリニアPCM(ステレオ)で記録できる高音質モデル「ICR-S280RM」を発表した。価格はオープンプライスで、店頭では3万円を切る程度になる見込みだ。11月21日発売予定。
1Gバイトの内蔵メモリを内蔵。録音はリニアPCMとMP3の両方に対応し、PCMステレオの場合で約1時間30分の録音が可能だ。MP3録音には4つのモードがあり、録音時間は最長142時間(モノラル、40〜3500Hz、16kbpsのLPモード)となる。また、再生に限ってはWMAにも対応する(Windows DRM10対応)。
マイクは、L/Rにセンターを加えた3マイク構成とし、集音性を高めるチルトアップ式を採用した。電源は単四形乾電池×1本で、「eneloop」使用時約19時間、アルカリ乾電池では約25時間の録音が可能だ。外形寸法は、34.2(幅)×117.5(高さ)×13(奥行き)ミリ。重量は約49グラム(電池含む)。PCにダイレクト接続可能なUSB2.0端子を搭載する。
一方の「ICR-B181M」は、512Mバイトのメモリを搭載。録音はMP3方式のみで、最長72時間の録音が可能だ。外形寸法は約31(幅)×110(長さ)×13(厚さ)ミリ。重量は約42グラム。単四形アルカリ乾電池×1本で約17時間の連続録音が行える。なお、再生に関してはWMAにも対応するが、Windows DRMは非対応となる。価格はオープン。実売価格は1万5000円を切る程度になる見込みだ。
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