寒がりの人に朗報だ。スポーツ用品メーカーのヨネックスは11月14日、インナーウェア市場に参入することを発表した。あわせて新素材「ヒートカプセル」と「SyLPH」(シルフ)を複合した秋・冬用インナーウェアを12月1日に発売。一般的な下着よりも「+3℃あたたかい」という。
ヒートカプセルは、セラミック粒子の一種である「炭化ジルコニウム」を繊維に混入したもの。炭化ジルコニウムには可視光線や人体が発する赤外線を反射する性質があり、それを熱に変えて繊維に充熱・保温することで、着ているだけで一般的な下着より3℃暖かいという。既にゴルフウェアやスキーウェアなどスポーツ用品に使用されている。
一方の「SyLPH」(シルフ)は、ユニチカテキスタイルが開発した新素材。綿の1.5〜1.8倍の吸湿性を持ち、弾力性や肌触りにも優れるほか、ユーカリの天然パルプを原料としているため、最終的には自然に還るという。
アンダーウェアは、男性用ランニングシャツ、女性用ロングタイツなど計17種をラインアップ。価格は2625円から4200円となっている。
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