日本ビクターは12月14日、デジタルビデオカメラ“ベビームービー”「GR-D750」を2007年1月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
新製品はカメラ位置の限定される運動会や学芸会といった用途で威力を発揮する、新開発の光学34倍ズームレンズを搭載。35ミリ換算で44〜1496ミリという34倍という高倍率は、国内向けの家庭用ビデオカメラとしては「世界最高」(同社)だ。デジタルズームも備えており、併用時には200倍のズームが可能。
撮像素子には1/6インチ68万画素CCD(撮像エリア34万画素)を搭載。ワイドテレビに対応した撮影モード「16:9ワイドTVモード」を備えるほか、液晶モニターも2.7インチのワイドタイプが用意される。液晶モニターの開閉動作が電源のON/OFFと連動する「クイックパワーオフ」機構が採用されており、素早く撮影準備ができるほか、電源の切り忘れも防止する。
バッテリーパックに「データバッテリー」(BN-VF808)を採用し、撮影前に残りの撮影時間や充電容量を液晶画面で確認可能。バッテリー交換や充電のタイミングが把握しやすくなっている。標準バッテリー使用時の連続撮影時間は、ファインダー使用時で約2時間15分、液晶モニター使用時で約1時間50分。
サイズは61(幅)×94(高さ)×114(奥行き)ミリ、約410グラム(本体のみ)。メディアにはMiniDVを使用する。インタフェースとしてAV端子(3.5ミリミニプラグ)とDV端子(i.Link)を備える。
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