※ジャケット写真は前編のものです |
死神が気まぐれで人間にもたらしたノート。そこに名前を書かれたものは必ず死ぬ。そんな奇抜な設定とスリリングな展開で人気を集めた漫画「デスノート」。「週刊少年ジャンプ」で連載され、2400万部以上を売上げたこのカリスマ・コミックを映画化した「DEATH NOTE デスノート」のDVD化が決定した。
前編「DEATH NOTE デスノート」と後編「DEATH NOTE デスノート the Last name」それぞれの単品と、前後編をセットにした「complete set」が3月14日に一挙リリース。単品は各3570円、セットは7140円。前後編各ディスクの特典にはTVスポット、劇場予告編、隠し映像を収録。
「complete set」は特典ディスクを加えた3枚組で、CD(「デスノート」スペシャル・トラック)、豪華ブックレットを同梱。特典はメイキング映像、秘蔵ドキュメント映像など約130分が予定されている。筒型ケース付き。
死のノート=デスノートを拾った天才エリート大学生、夜神月(やがみライト)は、刑事局長を父に持ち、強い正義感に溢れていた。ところが、凶悪犯が野放しになる現実に絶望し、このデスノートを使って、「キラ」として凶悪犯を次々と粛正していく。犯罪者の不審死が相次ぎ、犯罪も激減したことから、人々は救世主「キラ」の存在を囁き始め、世論は「キラ」寄りに流れる。
一方、警察はキラ対策本部を設け、懸命に捜査を続けるが、手掛かりさえもつかめなかった。そんな中、謎の名探偵Lが捜査に加わることに。抜群の推理力でキラ(ライト)の正体に迫ったとき、2人目のキラが出現して……。
ライトの正体を暴いて逮捕しようとするLと、先にLの正体を暴いて殺そうとするライトの心理戦は緊迫感たっぷり。
監督は平成版「ガメラ」シリーズの金子修介。主役のライトに藤原竜也、Lに松山ケンイチが扮する。特に松山ケンイチの原作との激似ぶりが評判となった。また、映画タイアップは初となるレッド・ホット・チリ・ペッパーズの主題歌も話題に。
2006年6月17日に公開された前編は興収28.5億円を記録。パッケージリリースに先駆け異例の地上波放映となった10月27日の視聴率は24.5%をマークした。11月3日に公開された後編はこれが追い風となり、前後編あわせて80億円も視野に入る大ヒット。
世界各国60社以上から上映オファーやリメイクオファーが殺到する中、Lのスピンオフ映画の製作も決定した。これは2008年公開予定。
内容の面白さもさることながら、宣伝展開のウマさが目立った本作。DVDも2作同時にリリースされることで、購買意欲をより一層そそられそうだ。いずれにせよ、前後編イッキ見できることは、早く続きが見たいというイライラが解消され、嬉しい限り。
関連サイト:http://www.j-deathnote.com/(公式サイト)
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