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» 2007年01月25日 00時24分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第65回 手ブレとデジカメの持ち方の関係 (3/3)

[荻窪圭,ITmedia]
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手ブレと同時に被写体ブレもチェック

 手ブレ対策だけでは防げないブレってのがある。それが「被写体ブレ」だ。カメラを持つ手がブレてるんなら、被写体だってブレてるのである。特にじっとしててくれない子供や動物、あるいは風が吹いている日の花。走ってる電車ももちろんじっとしてはくれない。

photophoto 手ブレしてしまった(左)。手ブレはしなかったが、被写体がブレてた(右)

 手ブレと被写体ブレは別物なので区別しよう。写真全体がブレてれば手ブレ。一部だけがブレていれば被写体ブレだ。ただ、被写体ブレは時には効果的なこともあるのでむやみに排除することはない。

photo

 これなんか、いい感じで被写体がブレたおかげで動きのある写真になってる。一概にダメと決めつけないこと。

 被写体ブレを防ぐには、ちょうど止まったタイミングで撮る、といっても難しいので、対策としては2つある。

 ひとつは感度を上げてシャッタースピードを上げること。手ブレと同じで、シャッタースピードが上がればブレは写りづらくなる。

 相手がすごく速く動いてればしょうがないが、そうでなければ結構大丈夫。

photophoto ISO80で撮影(左)。ちょっとした動きでもブレちゃう。そこでISO200に感度を上げて撮影(右)。シャッタースピードが速いとこういうポーズでも結構止まる

 あまり感度を上げると画質が落ちるが、真っ昼間でも相手が動いてる場合はできるだけシャッタースピードを上げて撮りたい。

 ふたつめは「連写」すること。あるいはたくさん撮ること。連写して、いい止まったタイミングで撮れることを祈る。

photophoto 被写体ブレしちゃった(左)が、こちらはなんとか止まった(右)

 子供のようにじっとしてない場合も連写が一番なのだ。

 連写は手ブレをふせぐのにもいい。何枚も撮れば1枚くらいたまたま手がブレてない瞬間もあるはず、というわけだ。連写ならシャッターを押しっぱなしにするから、シャッターを押した瞬間の指の動きのせいでブレたってこともないから。

 結論。ちゃんと構えてたくさん撮るべし。日陰や夕方、室内など明るくない場所では感度を高めに。である。

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