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シリーズ史上最も残酷なゲーム――「ソウ3」新作DVD情報

» 2007年01月29日 11時37分 公開
[本山由樹子,ITmedia]

ソウ3 DTSエディション

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(C) 2006 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved

 極限の状況下で、究極の選択を迫られる人気スリラーの第3弾「ソウ3」が、DTSエディションとして、3月16日にDVDリリースされる。価格は3990円。

 本編はレイティング問題で上映を禁止されたオリジナル・バージョンを収録。特典はダーレン・リン・バウズマン監督、脚本家のリー・ワネル、製作総指揮のピーター・ブロック&ジェイソン・コンスタンティンによるオーディオ・コメンタリーの他、殺人トラップ&小道具メイキング、監督日記、未公開シーン、予告編集など約31分を収録。

 なお、シリーズ3作をセットにした「ソウ トリプル・パック」(初回限定生産)も7140円で同時リリースされる。

 息子を交通事故で亡くし人生に絶望しているジェフ。殺人鬼ジグソウに拉致され、食肉工場の地下で目覚めた彼の目の前には鎖で繋がれた3人の男女の姿が! 貯蔵庫には息子を飲酒運転でひき殺した男、解体場には犯人に軽罪しか与えなかった判事、冷凍室にはひき逃げを目撃しながら証言しなかった女性。彼らを助けるか、それとも処刑するか――ジグソウはジェフの人間性を試そうというのだ。

 一方、ジグソウの弟子アマンダに同じく誘拐された女医のリンは、死の瀬戸際にあるジグソウと出会う。彼女に課せられたのは、このゲームが終わるまで、ジグソウの延命治療をすること。リンに装着された首輪は、ジグソウの心拍数モニターに直結しており、彼が死ねば自動的に作動する。果たして生き残るのは誰だ!?

 前2作以上の大ヒットを飛ばした第3作は、「ソウ2」のダーレン・リン・バウズマン監督が続投し、残虐路線をエスカレートさせた仕上がり。ホラーに慣れている人でも、視覚的ショック映像と余りに痛い拷問描写に目を背けるはず。

 今までは死のゲームを強いられた人々が、いかに生き延びられるかどうかを描いてきたが、今回のポイントは“復讐と赦し”をテーマにしていること。恨みのある人々に復讐するか、それとも赦せるかという道徳的難題が被験者につきつけられる。

 ジグソウの過去や、彼の弟子アマンダとの関係、前2作の死のゲームの裏側など、意外な真実がラストに怒涛のごとく明かされる。狂気のシリアル・キラーにふさわしいフィナーレをしっかりと見届けよう。

関連サイト:http://www.saw-3.jp/(公式サイト)

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ソウ3 DTSエディション
発売日 2007年3月16日
価格 3990円
発売元 アスミック
販売元 角川エンタテインメント
スタッフ 監督:ダーレン・リン・バウズマン/脚本:リー・ワネル
出演 トビン・ベル、ショウニー・スミス、アンガス・マクファデン、バハー・スーメク
上映時間 113分(本編)
製作年度 2006年
画面サイズ ビスタサイズ・スクイーズ
ディスク仕様 片面2層
音声 (1)DTS−ES/6.1chサラウンド/英語 (2)ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 (3)ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 (4)コメンタリー
特典 トラップメイキング/小道具メイキング/監督日記/未公開シーン/予告編集

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