国内最大規模のフォトイメージング関連総合展示会「フォトイメージングエキスポ 2007(PIE2007)」が3月22日から東京ビッグサイトで開幕した。3月25日までの4日間、この春に投入される各社のデジカメ最新機種の競演が繰り広げられる。
例年通りに100以上の企業・団体がブースを構え、デジカメメーカーも各社が今春に投入する新製品を実際にさわれるかたちで展示するとあって、平日にもかかわらず初日から熱心なカメラファンが多く来場している。各社の見どころを一気に紹介しよう。
キヤノンの展示ブースでは、先日発表されたばかりの新型「IXY DIGITAL」と「PowerShot」が目を引く。APS時代の初代IXYを連想させる「IXY DIGITAL 10」、新開発「クリアライブ液晶」を搭載した「IXY DIGITAL 90」、新コンセプトの縦型コンパクト「PowerShot TX1」などの新型機を実際に手にして試すことができる。
カメラメーカーとしても長い歴史を持つ同社らしく、ブースには1934年の「カンノン」から1971年の「F-1」、1987年の「EOS 650」、2000年の「IXY DIGITAL」など同社の足跡をふり返る名機の展示も行われている。
ペンタックスブースは昨年末に発売された中級クラス向けデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K10D」がメイン。ハイアマチュア向けという製品の性質もあり、各種交換レンズや防滴機能による使い勝手のよさを紹介する展示が目立った。コンパクトタイプは、Optioシリーズの新型「A30」「T30」「E30」「M30」「W30」がカラーバリエーションも含めて展示されている。
ソニーブースは、おなじみ「サイバーショット」とデジタル一眼レフ「α」との2本立て。(次期αのモックアップなどが紹介された別記事はこちら→ ソニー、次期「α」2モデルを展示)
サイバーショットについては、「DSC-T100」「DSC-T20」「DSC-W80」というこれまでのモデルの流れをくむ製品のほかにも、VGA液晶と2Gバイトメモリを搭載した“アルバムサイバーショット”こと「DSC-G1」といった新コンセプト製品も実際に触れることができる。
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