ボディ上部のモードダイヤルでは、オート/プログラムAE/絞り優先AE/シャッター優先AE/マニュアル/マイモード/ガイド撮影/シーンモード/動画/再生の計10モードを選べる。絞りやシャッター速度は背面の十字キーでダイレクトに設定でき、シーンモードは23シーンから選択可能だ。
CCDシフト式の手ブレ補正は、ボディ上部の専用ボタンでオンとオフを選択する。三脚使用時以外はずっとオンのままで問題ないだろう。手ブレ補正ボタンは、他の機能を割り当てられるカスタムボタンとしても機能する。

カスタムボタンの設定画面。自分にとって使用頻度の高い機能を割り当てておくと便利だ(左)、AFは、シャッターの半押しで作動する通常モードのほか、フルタイムAFを選択可能。ただし、両モードともAFスピードはあまり速くない(右)背面のファンクションボタンでは、ドライブモードのほか、ホワイトバランスや測光方式、ISO感度の選択ができる。感度は、ISO50からISO5000までの8段階。このうち710万画素のフル画素で利用できるのはISO1600まで。さらに上のISO3200とISO5000では、画素混合が行われるため画像サイズは最大2048×1536ピクセルとなる。
そのほか、画像を切り出してズーム倍率を高めるファインズーム、AF測距点を移動するターゲット選択、常にピントを合わせ続けるフルタイムAF、暗所でピントを合わせやすくするAF補助光、動体予測AF、インターバル撮影、RAW記録とカメラ内RAW現像、カメラ内画像編集など、撮影と再生に関するさまざまな機能が揃っている。

インターバル撮影では、1分から99分までの間隔で自動的に撮影できる。定点観測や生態観察に役立つ(左)、縦横または対角線方向のガイドラインを液晶上に表示する罫線の設定画面。このほか撮影時のヒストグラム表示も可能(右)
左上からISO50/100/200/400/800/1600/3200/5000で撮影。撮影モードはプログラムAEで、ホワイトバランスはマニュアルで設定。ノイズが目立つISO800以上はあまり積極的に使いたくないが、被写体ブレ防止には役立つCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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